中国商務部の何亜東報道官は9日の会見で、「中国機械・電気製品輸出入商会の申請に応じ、商務部は2024年7月10日に、EUの外国補助金規則(FSR)に関する行為の貿易・投資障壁調査を発動した。欧州委員会は同調査に対して回答を提出せず、関連する評論・意見を出さなかった」と述べた。何氏の発言内容は下記の通り。
欧州委員会の対中FSR関連調査には多くの不合理な点がある。中国企業の製品、サービス、投資のEU市場進出を規制・妨害し、中国の関連企業及びその製品のEU市場での競争力を落としている。そこで商務部は法に基づき、EUのFSR調査に関する行為を貿易・投資障壁として認定した。
商務部は状況に応じ、二国間協議などの措置を通じEU側に関連するやり方を調整するか変えることで、中国企業のEUにおける投資と経営に開放的で公平で公正な、差別なき予見可能な環境を提供するよう求める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月10日