中国汽車工業協会のデータによると、中国の2024年の自動車生産台数は前年比3.7%増の3128万2000台、販売台数は同4.5%増の3143万6000台と、記録を更新した。
乗用車の生産・販売台数が増加を続け、自動車消費を力強く支えている。24年の乗用車生産台数は同5.2%増の2747万7000台、販売台数は同5.8%増の2756万3000台と、2年連続で2500万台以上の規模を保っている。
24年の商用車生産台数は同5.8%減の380万5000台、販売台数は同3.9%減の387万3000台。うちバスの生産・販売が小幅増で、トラックはやや減少。
新エネ車が急増を維持し、年間生産・販売台数が初めて1000万台を突破した。24年の新エネ車生産台数は同34.4%増の1288万8000台、販売台数は同35.5%増の1286万6000台で、新エネ車の新車販売台数が自動車新車販売台数で40.9%の割合を占めた。
24年の自動車輸出台数は同19.3%増の585万9000台。うち乗用車は同19.7%増の495万5000台で、商用車は同17.5%増の90万4000台。
中国汽車工業協会は、中国自動車市場は25年に安定しつつ好転を維持し、生産・販売増を維持すると予想した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月14日