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新技術が新シーンを生む、AI産業の発展が加速

中国網日本語版  |  2025-02-21

新技術が新シーンを生む、AI産業の発展が加速。

タグ:AI

発信時間:2025-02-21 15:06:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国各地は人工知能(AI)産業の発展のチャンスを掴み、研究開発を強化している。新たな応用シーンを創出し、AI技術の各業界での導入を急いでいる。

四川省成都市のロボット研究開発企業に足を踏み入れると、忙しいロボット訓練場に入ったような感覚が生まれる。ロボットアームが自動で物品を分類し、双輪ロボットが階段を上がる訓練を行っている。数々のAI技術テストシーンを見ていると目が回るほどだ。この現場は春節以降ほぼ毎日「火力全開」で稼働している。豊富なテストスペースにより研究開発のペースが上がり、新製品がスムーズに発売できるようになる。

この企業の所在地である成都科学技術イノベーションエコアイランドが稼働開始してから1年余りで、すでに1000社弱の科学技術イノベーション企業が登録を終えている。ここでは、デジタルツイン技術でイノベーションエコアイランド全体を可視化管理することからも、ロボットで訪問客にラテアート・コーヒーを提供することからも、イノベーションエコアイランド全体が巨大な技術検証センターとなっていることがわかる。

成都は現在、60以上のAI関連イノベーションプラットフォームを建設している。2024年の産業規模は前年比39%増の1000億元以上で、今年は1300億元を目指す。

成都だけでなく、全国各地はAI産業発展を今年の重点任務としている。春節が終わったばかりで、広東省東莞市が初めて発表した文書は、AIによる製造業発展へのエンパワーメントを促進する内容だった。

河南省は、今年は「AI+」行動の推進を掘り下げ、産業の更新と高度化を促すとした。同省焦作市の新材料企業は最近、安全生産大規模言語モデルの使用を開始した。

上海市は今年、金融及び製造業でのAI導入を深める。重慶市はAIモデル公共サービスプラットフォームを構築中だ。青海省はグリーン計算力産業を持続的に構築する。各地が中核資源の強みを発揮することで、中国のAI技術の各業界における導入をさらに加速する。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年2月21日

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