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重大プロジェクト建設への参加、民間企業の新たな発展空間を切り開く

中国網日本語版  |  2025-02-28

重大プロジェクト建設への参加、民間企業の新たな発展空間を切り開く。

タグ:民間企業

発信時間:2025-02-28 14:45:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

浙江省が8日に開いた2025年第1四半期重大プロジェクト集中着工イベントで、中広核蒼南三澳原発2期プロジェクトがその名を連ねた。三澳原発2期プロジェクトは昨年8月に国務院常務会議で承認された5件の民間資本出資の原発プロジェクトの一つだ。投資総額は400億元以上で、うち民間企業の出資比率は10%。

投資規模が大きく、期間が長く、安全性の要求が厳しいことから、中国の原発業界は長期的に国有企業が中心だった。三澳原発1期プロジェクトは2020年に2%の民間資本を導入した。民間資本による原発プロジェクトへの直接出資はこれが初。原発分野は2%から10%へと、民間資本への開放をさらに拡大した。これは民間企業の重大プロジェクトへの参加に対する国の支援の持続的な拡大を示すものだ。

原発の他にも、民間企業は鉄道分野でも重要な力を発揮している。22年には中国初の民間企業が株式の過半数を占める杭台高速鉄道が正式に営業を開始した。開通・営業から3年間の乗客数は延べ5000万人以上となり、沿線地域の経済発展を力強くけん引した。

鉄道や原発などの分野での先行試験は、民間企業の重大プロジェクト建設への参加を奨励・支援する重要な模範効果を持つ。国家発展改革委員会経済体制・管理研究所研究室の張林山主任は、「この措置は民間企業の新たな発展空間を切り開き、従来の市場の限界を打破する。より多くの分野と関わり、より多くの業務を担当する。これは民間経済全体の実力のさらなる強化に有利だ」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年2月28日

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