今年の「政府活動報告」は、民間経済の発展を促進する政策措置を着実に実行に移すとした。
全国両会(全国人民代表大会・中国人民政治協商会議全国委員会)閉幕後、各大手商業銀行が12日、民間企業への投融資を今後拡大し、中長期資金の供給を増やし、投融資ルートを円滑にし、各種措置で民間経済の発展を支援する姿勢を表明した。
中国工商銀行の廖林会長は、「今後3年で民間企業に6兆元以上の投融資を提供する。株式、債券、融資、保険などの融資を円滑にし、全期間・全チェーンのサービス体制を整える」と述べた。
中国銀行の葛海蛟会長は、「越境融資、国際決済、海外投資サービスの専門性を高める。民間企業が海外進出し、域外重大象徴性プロジェクトと『小而美』(小さくて素晴らしい)民生プロジェクトの建設に参加できるよう後押しする。今年は民間企業支援プロジェクトに50億ドル以上の融資を検討している」と述べた。
複数の部・委員会も、金融資本の早期・少額・長期のテクノロジー分野への投資を支援する取り組みを強化し、新興産業及び未来産業への投資拡大を検討している。
工業・情報化部の謝少鋒チーフエンジニアは、「国家製造業モデル転換高度化基金、集積回路基金、中小企業基金、人工知能基金の4つの産業基金は累計1兆元弱を調達し、3000社弱に投資している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月13日
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