多くのグリーン職業は、経済モデル転換及びグリーンで低炭素な発展の新たな需要によって生まれる。成都市は現在、一連のグリーン・低炭素リーダー企業と「専精特新」（専門化・精密化・特徴化・新規性）中小企業を形成し、グリーンなインフラを整備し、整ったグリーン産業チェーン及びサプライチェーンを構築している。その就業者は分かりやすく「グリーンカラー」と呼ばれる。

ダブル炭素を背景とし、中国は建築のグリーン化を積極的に推進し、グリーン建築業界が飛躍的な成長を実現している。「『十四五』建築省エネ及びグリーン建築発展計画」は、2025年までに都市部新規建築物のすべてをグリーン建築物にするとした。成都中建材光電材料有限公司の程暁倩氏は、建築物と太陽光発電の一体化発展のペースアップについて、「顧客の需要に基づきカーテンウォールを設計し、発電効率を最高にし、カーテンウォールの外観を最も美しくする目標を達成する必要がある。私のチームは毎年約300のプロジェクトの設計に参加しており、プロジェクト数は年々増加している」と述べた。

賈氏は、「企業に製品カーボンニュートラル及び関連サービスを提供する他にも、国の政策に応じて調達及びサプライチェーンに基づく炭素管理プラットフォームを作る。製品の炭素情報を自ら表示するよう企業に促し、消費者によるチェックと追跡を支援し、製品カーボンフットプリント応用シーンを豊富にする。当社は調達で多くのサプライヤーをつなげ、グリーンな調達が関連企業の発展のグリーンなモデル転換の加速により有利になるようにし、グリーンな発展の新たな原動力を持続的に育成し成長させる」と説明した。

多くの企業が炭素市場取引に積極的に参加し、グリーン・低炭素指標の量化と審査を事前に計画し、グリーンファイナンスサービスのスムーズな取得の基礎を固めている。データによると、2024年第3四半期末現在の四川省のグリーン貸付、炭素排出削減支援ツール、グリーンボンド融資ツールの発行規模は前年同期比23.7％増、43.4％増、103％増で、全省の炭素排出削減貸付累計支給額は277億元。

成都市で金融機関炭素排出削減連動融資サービスを受ける企業は、融資利子の補助に使える炭素排出削減連動融資ゼロカーボン券を申請できる。また成都市のグリーンで低炭素な発展を奨励・支援する政策はさらに多い。双流区は企業が新たに採用したイノベーション研究開発活動に従事する修士課程修了者に3万6000元の、博士課程修了者に10万元の生活補助金を支給する。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年3月31日