アルゼンチン主要紙「クラリン」はこのほど、「米国のすべての貿易パートナーに対するいわゆる相互関税は、世界的な対抗の局面を生じさせる」と伝えた。記事の要旨は下記の通り。
米政府はこのほど、すべての貿易パートナーに対する相互関税を発表した。この措置は100年近く前の「スムート・ホーリー法」の保護主義を再現する。米国をいわゆる「黄金時代」に戻すことはなく、むしろ世界と対立する側に立たせる。世界各国は米国との貿易を減らすことになる。
世界の株価急落は、米国の保護貿易への普遍的な不安を反映した。米国の関税政策は予想通りの繁栄をもたらさず、関税障壁は米国の自動車産業に1100億ドルの損失を生む。アップルやアディダスなどのグローバルサプライチェーンに依存するグローバル企業も、生産の米国回帰が困難だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月8日
![]() |
![]() |
![]() |