スコット・ベッセント米財務長官は今月4日にタッカー・カールソン氏との対話で、米政府の関税政策について弁護した。ベッセント氏は番組内で、「中国のビジネスモデルと経済は現代史上最も不均衡であり、中国の輸出の対GDP(国内総生産)比は前例のない高さだ」と述べた。ところがこの発言はネットユーザーによって事実と合わないことが暴かれ、ベッセント氏のプロとしてのレベルが疑問視されている。
2万人以上のフォロワーを持つ「Nik」がデータを調べたところ、中国の輸出の対GDP比は2006年の36%から19.7%ほどに低下していることが分かった。米国は11%、日本は21.8%、英国は31.7%、ドイツは43.4%、韓国は44%、ベトナムは87.2%、フランスは34.3%、スペインは38.1%、イタリアは33.7%、トルコは31.9%、オランダは88.5%。世界平均は29.3%。
「Nik」は、「中国はすでに輸出中心のエコノミーではなく、国内の消費を主な駆動力とするエコノミーだ。これが米財務長官で、彼の仕事は米国の最大の競争相手の基本的な10指標を理解することだ。このような人物に経済を管理させるとは実に危険だ」とコメントした。
記者の調べによると、「Nik」の中国の輸出データは中国公式データとやや異なるが、統計方法や為替相場などを考慮すると信頼性が高い。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月8日
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