複数の銀行が10日に発表した情報によると、中国の各商業銀行はこのほど、上場企業向けの自社株買い関連貸付の実施を加速している。うち工商銀行、招商銀行、農業銀行、中国銀行、建設銀行、交通銀行などの複数の銀行による与信枠はいずれも100億元以上。
初歩的な計算によると、4月以降の上場企業による新たな自社株買いに対する貸付金の需要は約2000億元にのぼっている。
現在銀行の支援を受けている上場企業には、先進製造、バイオ医薬、ハイエンド設備などの各分野の中央企業、国有企業、多くの民間企業が含まれる。
中国人民銀行は昨年9月、資本市場の安定的な発展を支えるため、上場企業自社株買い特別再貸付金の創設を発表した。銀行が上場企業及び主要株主に貸付を提供し、自社株の買い戻し及び保有規模拡大を支援する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月11日
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