中国の取引型オープンエンド指数ファンド(ETF)の総規模が17日、初めて4兆元の大台に乗り、拡大の流れを維持している。Windのデータによると、24日時点の市場全体のETF規模は4兆600億元。うち株式型ETFが規模拡大の主力となっている。
2004年12月に初のETF商品が登場してから、ETFの総規模が初の1兆元を突破したのは2020年10月で、16年弱の時間を要した。ETFはその後、発展加速の時期に入り、23年8月に総規模で2兆元を突破し、24年9月には3兆元を、25年4月には4兆元を突破。ETFの拡大ペースが上がり続けていることが分かる。
一連の支援策の持続的な発表も、ETF市場の質向上と規模拡大を促している。昨年の新「国9条」が「インデックス投資の発展を促進」を明確にすると、監督管理部門は多くの関連政策を続々発表した。中国証券監督管理委員会は今年1月に「資本市場のインデックス投資の質の高い発展促進の行動案」を通達し、インデックスファンド商品体系を持続的に豊富化し、ETF登録・発行手続きを最適化し、ETF運営メカニズムを全面的に改善するといった具体的な措置を掲げた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年4月28日
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