中国とEU(欧州連合)にとって、2025年は特別な節目だ。
1975年5月6日、中国はEC(欧州共同体)と外交関係を樹立した。50年後の今日、中国とEUは互いに最も重要な貿易パートナーで、双方の貿易額は当初の24億ドルから7800億ドルに増加した。
新たな質の生産力の育成を急ぎ、グリーンで低炭素な発展の促進に取り組み、高水準の開放を持続的に拡大する。中国が確固不動の姿勢で質の高い発展を促進するのは、在中国グローバル企業に広範な協力の新たなチャンスをもたらしている。
30日内に3回訪中したBMWのツィプセ会長は、中国は「イノベーションと活力に満ちた市場」と述べた。アリババやバイトダンスなどの中国企業との協力の掘り下げについては、「中国市場のイノベーションのペースは驚異的だ」と率直に語った。「中国の力強いイノベーションエコシステムにより、当社は先端テクノロジーを十分に統合できる」
仏ダノングループのアントワーヌ・ド・サンタフリークCEOは、中国はイノベーションの重要地かつ人材が集まる場であり、世界トップレベルの人材を擁し、科学研究、AI、ビジネスなどの数多くの分野を網羅していると見ている。「当社は終始中国と共に成長し、栄養・ヘルスケア分野を深耕し、持続可能な形による事業成長の実現に取り組む」
独ファミリー企業及びテックグループのヘレウスは最も早く中国事業を展開した外資系企業の一つだ。ヘレウスの艾周平大中華区総裁は、「当社は近年、技術と専門知識の交流に資源の相互補完を加えることで、EUと中国という2大エコノミーが利益を得られることを実感している。これはまた双方の協同イノベーションを促し、各自のグローバル市場における競争力を高めた」と述べた。
ダンフォスのキム・ファウジング社長兼CEOは、「当社は中国市場の発展に大きな将来性があると見ている。当社の中国におけるデータセンター、船舶、エネルギー貯蔵などの関連事業は昨年、力強く成長した。今後は中国のより多くのパートナーと緊密に協力し、ウィンウィンを実現しながら中国の経済・社会発展の全面的なグリーン化に新たな貢献を成し遂げることに期待している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年5月6日
![]() |
![]() |
![]() |