中国人民銀行、国家金融監督管理総局、中国証券監督管理委員会の責任者は7日の国務院新聞弁公室の記者会見で、「包括的金融政策による市場安定及びマインド安定の支援」について説明し、記者からの質問に回答した。
国家金融監督管理総局の李雲沢局長は会見で、同局が近日中に打ち出す次の8項目の追加政策を発表した。
(一)不動産発展新モデルに適応する一連の融資制度の実施を急ぎ、不動産市場の安定的な流れの持続的な強化を後押しする。
(二)保険資金長期投資の試行範囲をさらに拡大し、市場により多くの追加資金を導入する。
(三)監督管理ルールを調整・最適化し、保険会社の株式投資のリスクファクターをさらに減らし、資本市場の安定化と活性化を支援する。
(四)小企業・零細企業及び民間企業の資金調達を支える包括的政策を早急に打ち出し、資金調達調整活動メカニズムを掘り下げ具体化し、企業の安定と経済の安定を後押しする。
(五)銀行業・保険業の貿易発展支援の一連の政策措置を策定・実施し、関税から大きな影響を受ける市場主体に的確なサポートを提供し、経営安定と市場開拓を全力で支援する。
(六)M&Aローン管理方法を改正・発表し、産業のモデル転換と高度化の加速を促進する。
(七)金融資産投資会社設立の主体の範囲を、条件を満たす全国性商業銀行まで拡大し、科学技術イノベーション企業への投資を拡大する。
(八)科学技術保険の質の高い発展に関する意見を策定し、リスク分担と損失補償の力をより良く発揮し、科学技術イノベーションを力強く支える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年5月7日
![]() |
![]() |
![]() |