米政府の関税政策の発効後、中国からの輸入に極度に依存する一部のベビー用品により、米国の保護者の経済的なプレッシャーが増すことになる。米誌「フォーチュン」(Web版)が伝えた。
AP通信が引用した米幼児製品生産者協会(JPMA)のデータによると、90%の主要ベビーケア製品及び関連部品がアジアで生産されており、そのうち圧倒的多数が中国製だ。
ミシガン州立大学のジェイソン・ミラー教授(サプライチェーン管理)は、「米国の国勢調査データによると、輸入されているチャイルドシートの99%、金属製ベビーベッドの96%、ベビーシューズの93%が中国製だ」と述べた。オンラインベビー用品登録サイトによると、ベビーカーの価格は平均で25%上がり、チャイルドシートは20%上がった。また米国で販売される玩具の8割弱が中国で生産されている。小売業者は、玩具の品切れがすでに確認され始めており、クリスマスの状況も危ぶまれると警告した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年5月7日
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