「お友達になりませんか?WeChatを交換しましょう」と話しかけながら来場者と握手するAI搭載の美人ロボットは、本商談会の「注目のスター」となった。
第34回ハルビン国際経済貿易商談会が17日から21日まで、黒竜江省のハルビン市で開催された。38の国と地域から1500社余りの企業が出展を申請。「AIブレーン」を搭載したロボット犬や人型ロボットがこの国際的な舞台で注目を浴びた。
紅旗家具城の企画マーケティングマネージャーである張元志氏は、「サブ会場には270以上のブースを設置し、スマートバスルーム、スマート家電、スマートホームなどを展示。スマートテクノロジーと日常生活の深い融合を表現した」と紹介。
来場者は体験を通じて、AIが生活に浸透する様子を体感した。例えば、体型に合わせて硬さや寝心地を調整できる「パーソナル睡眠コンシェルジュ」のAIマットレスや、自動火力調節で火加減と時間を正確にコントロールできるAI「調理アシスタント」などが登場。家電製品トレーナーの劉憲宇氏は、「気に入った料理の写真を撮るだけでレシピを検索できる」と話した。
一見普通のAIグラスをかけると、音楽再生、字幕表示、多言語同時通訳が可能だ。深セン前海無形半導体科技の柏美玉総経理は、「当社のAIグラスは大人気で、多くのバイヤーから協力意向が寄せられた」と話した。
鶏西デジタル経済クリエイティブ産業区の責任者である王子鳴氏は、「今回の商談会は科学技術化・スマート化レベルが大きく向上し、学びと展示の機会を提供してくれた。交流体験を通じて、AI時代が本当に到来したと感じている。将来的にはAI搭載ロボットが同僚や家族の一員になるかもしれない」と展望した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年5月22日
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