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港の貨物取扱量の増加、貿易の新たなチャンスを示す

中国網日本語版  |  2025-05-22

港の貨物取扱量の増加、貿易の新たなチャンスを示す。中国の今年4月の物品貿易額は3兆8391億元で、前年同期より5.6%増加…

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発信時間:2025-05-22 13:39:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

最新のデータによると、中国の今年4月の物品貿易額は3兆8391億元で、前年同期より5.6%増加した。この「成績」の背後には、全国主要港の貨物取扱量の増加がある。物品貿易と同時に拡大する港の取扱貨物量は、開放的な中国経済の活力を示している。

港の貨物取扱量は貿易の活況度を示す「バロメーター」だ。複雑な外部情勢に直面して、中国の港は絶えず新航路を開拓し、貨物取扱量の新記録を打ち立てた。これは貿易の基盤を安定させ、地域経済の強靭性を保つ上で重要な支えとなっている。中国・ラテンアメリア「一帯一路」共同建設の象徴的プロジェクトである「チャンカイ―上海」海運航路は今年1−4月に48便が就航。上海税関が監督管理した輸出入貨物量は4万1000トンで、価値にして10億2000万元。この航路のけん引で、上海とペルーの貿易額は今年1−4月に前年同期比6割の大幅増となった。

広州港の今年1−4月の物品貿易関連貨物取扱量は前年同期比17.49%増、コンテナ取扱量は21.91%増と、ともに二桁の強い伸びを実現した。同港はまた、南米西岸直行の初のWSA 3航路を開通し、粤港澳大湾区と南米西岸地域の物流ルートの高度化を後押しした。

税関総署のデータによると、中国の今年1−4月の物品貿易額は14兆1400億元で、前年同期比の伸び率が2.4%に上昇し、第1四半期を1.1ポイント上回った。中でも4月単月の貿易額、輸出額、輸入額は前年同期比でともにプラス成長を実現した。

各地の港による共同の取り組みは、物品貿易の持続的な成長と貿易構造の合理化を支えている。国家統計局のデータによると、中国の今年1−4月の一般貿易の輸出額は0.6%増で、貿易総額に占める割合は64.0%だった。機械・電子製品の輸出は9.5%増で、輸出総額に占める割合は60.1%。

内陸部の安徽省では、江淮運河と長江の「黄金水道」が多くの港を結び、高付加価値の「安徽製造」の海外進出を加速させ、安徽省の貿易成長の重要なけん引力となっている。合肥税関のデータによると、安徽省の今年1−4月の物品貿易額は2924億7000万元で、前年同期より14.1%増加し、中部の省でトップとなった。

長江沿岸から東中国海の浜辺まで、内陸河の港から国際ハブまでと、中国の港の多忙な光景は大国の貿易の強靭性を示している。外部の挑戦に直面した中国は港を支点とし革新を手段とし、世界の産業チェーンの深い融合を促進し、世界経済により多くの確実性を注入している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年5月22日

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