「2025中国-上海協力機構(SCO)人工知能(AI)協力フォーラム」が29日、天津市で開催されました。
フォーラムにおいて、SCO加盟国の関係者は、「各国が協力強化を通じて、AIが有益で安全かつ公平な方向へ健全かつ秩序立った発展を推進することに期待する」と述べました。
オレグ・コプィロフSCO事務次長は、「われわれはSCOが全分野でのAI協力を強化し、AI技術の応用の広範性と安全性が向上することを期待している」と述べました。
キルギス大統領府の責任者は、「キルギスの民間企業は目下、中国のAI企業のオープンソリューションを利用して、独自の大規模言語モデルを開発しており、これにより先進国とのデジタル格差を大幅に縮小することができる」と述べました。
タジキスタン工業・新技術省の責任者は、「中国には強力な研究開発能力があり、タジキスタンはグリーン水力発電大国で、われわれは中国の最先端の大規模言語モデルに訓練リソースを提供できる。ディープシーク(DeepSeek)のような新しいモデルをより多く生み出し、より大きな成長空間を創出することができる」と述べました。(ヒガシ、榊原)
「中国国際放送局日本語版」2025年5月31日
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