国連総会は4日、国連経済社会理事会(ECOSOC)の一部理事国を改選し、中国は再選を果たしました。
ECOSOCの議席は地域別に配分されています。総会での無記名投票により、アジア太平洋、アフリカ、ラテンアメリカ・カリブ海、東欧、西欧とその他の地域を代表する18カ国が選出され、任期は2026年1月1日から3年間となります。
今回の当選国は以下の通りです。アジア太平洋地域は中国、インド、レバノン、トルクメニスタン。アフリカ地域はブルンジ、チャド、モザンビーク、シエラレオネ。ラテンアメリカ・カリブ海地域はエクアドル、ペルー、セントクリストファー・ネビス。東欧地域はクロアチア、ロシア、ウクライナ。西欧とその他の地域はオーストラリア、フィンランド、ノルウェー、トルコ。うち、中国、オーストラリア、フィンランド、トルコは再任となります。
国連経済社会理事会は国連憲章に基づく主要機関の一つであり、経済・社会問題、開発、文化、教育などに関する国連の活動を担当しています。全54理事国で構成され、毎年総会でその3分の1にあたる理事国を改選しています。(HJ、榊原)
「中国国際放送局日本語版」2025年6月5日
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