8日は第17回「世界海洋デー」兼第18回「全国海洋宣伝デー」だ。今年のテーマは「海洋生態系保護 人と自然の調和・共生」。
海洋生態環境保護を重視する一方、中国は科学的で合理的な海洋開発を推進。海洋エネルギーとは海洋由来の再生可能エネルギーで、埋蔵量は現在の人類のエネルギー需要を大幅に上回る。中国の海洋エネルギー開発技術はすでに世界トップレベルだ。
海洋エネルギーは重要なグリーンエネルギーで、潮汐・波浪・温度差エネルギーなどを含む。潮力発電は潮の満ち引きや流動を電力に変換する仕組み。浙江省温嶺江厦潮汐試験発電所では「潮汐機自律運転システム」プロジェクトが自動化モジュール更新・調整段階に入っている。
舟山沖では、国産初のLHDメガワット級潮流発電ユニット「奮進号」が稼働している。プラットフォーム型モジュール設計により潮流利用効率と安定性を向上させ、メガワット級大電力の安定送電を実現できる。同発電所は8年以上連続稼働を維持。浙江省は現在、100メガワット級プロジェクトを推進し、海洋潮流エネルギー開発の規模化・産業化・商業化を目指している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年6月10日
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