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米国市場の「非課税在庫」（期限付き免税枠分）が急速に減少する中、世界的な自動車価格上昇傾向が加速している。「Nikkei Asia」が23日に伝えたところによると、トヨタ自動車は来月、米国でのトヨタブランド車価格を平均270ドル引き上げる。三菱自動車は在米販売モデルを平均2.1％値上げすると発表。スバルは6月入荷分から価格改定を実施する。
高関税対応として、日本メーカーは一時的にコストを価格に上乗せする方針だが、韓国メーカーはまだ動いていない。韓国「ソウルファイナンス」は23日、米政府の自動車輸入関税発動により、世界の完成車メーカーが全体的に厳しい価格調整圧力に直面し、トヨタやフォードなどの主要メーカーが相次いで米国市場の販売価格を引き上げるなか、ヒョンデ（現代）自動車グループも在庫切れ後に価格を調整する可能性があると報じた。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年6月24日
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