中国国際航空が運航する国産旅客機C909が7月1日午前、モンゴルの首都ウランバートルのチンギスハーン国際空港に無事着陸した。同社初のC909国際路線に正式に就航した。
中国が初めて国際的な航空安全基準に準拠して独自開発し、知的財産権を保有する中短距離新型ターボファン型リージョナルジェット機であるC909(ARJ21)は、2016年6月28日に初飛行を実施。中国商飛(COMAC)は2024年11月、ARJ21に商業名称「C909」を追加すると発表した。
就航から9年間で、C909は路線ネットワークを拡大し続け、量産体制とシリーズ化の発展を加速。これまでに計166機が納入され、累計700路線超に就航。旅客数は延べ2400万人以上。中国の民間航空機分野における先駆けとして、C909は国産ジェット機の商業運航の「ゼロから1への突破」を実現した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年7月4日
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