上海で開催された2025年世界人工知能会議(WAIC)において、中国は人工知能(AI)分野での国際協力を促進するため新たな世界AI協力機構の設立を提唱した。英ロイター通信が26日に報じたこの提案は、国際社会で広く注目を集めている。
スペイン紙は中国側の発表を引用し、「この取り組みは多国間主義への中国のコミットメントと、グローバルガバナンスの進展促進に向けた努力を体現するもの」であり、「グローバルサウスの要請に応えつつ、デジタル・知識格差の解消を図り、AI技術を人類の福祉に向けた善の方向へ発展させることに寄与する」と報じた。
中国政府は会議でさらに、「人工知能グローバルガバナンス行動計画」を発表。各国政府、国際機関、企業、研究機関に対し、国境を越えたオープンソースコミュニティなどを通じた国際協力の推進を呼びかけた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年7月28日
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