石油輸出国機構(OPEC)が3日発表した情報によると、OPECおよび非OPEC主要産油国の計8カ国は、9月の原油生産量を1日当たり54万7千万バレル増産することを決定した。
サウジアラビア、ロシア、イラク、アラブ首長国連邦(UAE)、クウェート、カザフスタン、アルジェリア、オマーンの代表者がオンライン会議を開催し、国際石油市場の状況と見通しについて協議。声明によると、現在の市場基盤が堅調で、低水準の石油在庫を踏まえ、8カ国が増産を決定。市場安定化のため需要動向に応じて柔軟に増産ペースを調整すると表明した。
これら8カ国は2023年11月に1日220万バレルの自主減産を発表後、減産措置を数回にわたり延長し、2024年12月には2025年3月末まで期限を延ばしていた。2024年3月には4月1日から段階的な増産を決定した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年8月4日
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