国務院新聞弁公室は25日、「『十四五(第14次五カ年計画、2021―2025年)』の高度な完成」シリーズテーマ記者会見を開催した。税関総署関係者が国境安全の確保と質の高い発展の成果を紹介。
それによると、「十四五」期間中、税関通関輸出入貨物量は年平均で52億トン、価値にして41兆5千億元と世界最大規模で、安全・安定を維持している。
「十四五」期に全国通関一体化が実現した。「一網通弁」サービスは25大分類の964項目に及び、越境貿易全チェーン・全段階をカバーしている。道路・鉄道・海・空が連動する「複合一貫輸送」監督管理モデルにより、「1回の申請」「1つの書類」での物流全プロセス通過が可能となった。また「スマート検査」は空港税関の80%をカバーし、旅客の迅速な通関を実現した。
「十四五」期に入ってから、税関総署は519件の対外協力文書を締結。中国は157カ国・地域のトップ3の貿易パートナーとなった。2024年時点で中国と「一帯一路」パートナーとの貿易額は全体の半分を上回る22兆元超となり、ASEAN、ラテンアメリカ、アフリカ、中央アジアなどの新興市場との貿易額は年間10%以上の成長率を記録。国際協力およびウィンウィンの新たな優位性がより顕著になり、中国の責任ある大国としての役割をより一層体現している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年8月26日
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