中国商务部の発表によると、中国の上海協力機構(SCO)加盟国への投資総額が2025年7月現在で840億ドルを超えた。協力分野は石油・天然ガス、鉱物、加工・製造、インフラ建設などからデジタル経済、グリーン発展などの新興分野に徐々に拡大している。
「一帯一路」の質の高い共同建設のけん引を受け、SCO枠組み内の地域投資協力の規模が絶えず拡大し、生産・供給チェーン関連の協力も絶えず深化している。中国はその他の全加盟国と投資保護協定を締結している。ここ1年間で、ロシア、カザフスタン、タジキスタンと投資保護協定アップグレード版に署名し、相互投資をより効果的に保護し、投資参入レベルを高めた。ベラルーシとサービス貿易・投資協定に署名し、中国とその他のSCO加盟国間の投資に堅固な法的基礎と保障を提供した。
貿易規模は過去最高を記録した。中国とその他の加盟国との貿易額は2024年に前年比2.7%増の約5124億ドルに達し、中国が青島サミットを主催した2018年の2倍になった。中国は昨年その他の加盟国から原油、天然ガス、石炭を900億ドル分近く輸入し、SCO加盟国の農産物を136億6千万ドル分輸入した。エネルギー製品の輸入額は中国のエネルギー製品輸入総額の5分の1前後を占めた。同時に、中国はその他の加盟国に機械・電気製品を2100億ドル分輸出。輸出額は中国機械・電気製品輸出総額の63%を占めた。中国とその他のSCO加盟国間の貿易は、これらの国の工業化プロセスの加速、経済モデルの転換、現地の民生改善に貢献した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年8月28日
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