交通運輸部が8日に発表したデータによると、10月1~8日の国慶節・中秋節連休期間の地域間人員移動量は延べ24億3200万人に達し、同期の過去最高を記録した。1日平均3億400万人の移動量は、2024年の国慶節連休(7日間)の平均を6.2%上回った。力強い移動データは連休がもたらす中国社会の活力を示した。人気観光都市の賑わいと同時に、「逆張り旅行」、地方都市での「秋を満喫」、コンサートに合わせた旅行など新たな動きが生じた。
連休は中国人観光客の海外旅行にも十分な時間を提供した。韓国の聯合ニュースは、「8日間に及ぶ連休期間中、中国人観光客の海外旅行ブームが世界的観光地を席巻した。14億人超の人口大国からの観光客は伝統的な人気スポットだけでなく、欧州の離島などニッチな場所にまで足を運んだ」と報じた。
アナリストは、「休暇中の旅行と消費分野の成長が中国経済に新たな活力を注ぎ、今年の経済成長目標達成の基盤を整える」と指摘。世界銀行は7日、東アジア・太平洋地域の半期経済見通しで、中国の今年の経済成長予測を4.8%に上方修正した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年10月9日
|
|
![]() |