中国交通運輸部は10日、10月14日より米国籍船舶を対象に入港料を徴収すると発表した。同部報道官は同日の記者会見で、今年4月に米国通商代表部(USTR)が中国の海事・物流・造船分野に対する301条調査に基づく最終措置を発表したことを挙げ、「今回の措置は中国海運企業の正当な権益を守るため」と強調。直ちに誤った行動を是正し、中国海運業への不当な弾圧を停止するよう米国に求めた。「環球時報」が伝えた。
ロイター通信は10日、アナリスト予測として「中国の措置発効後、1万個以上のコンテナを積載する米船舶には100万ドル(約1億5千万円)に上る料金が課され、さらに2028年まで毎年上昇する見込み」と報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年10月11日
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