第138回中国輸入輸出商品交易会(広交会)が15日、広州で幕を開けた。展示ブース総数は7万4600カ所で、出展企業は3万2千社を超える。うちハイテク技術企業、専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)企業、単一分野チャンピオン企業などの優良企業が初めて1万社を突破し、いずれも過去最高を更新。400社超の大手調達企業がこの世界的な経済・貿易の祭典に参加する見込み。中国の「友達の輪」が広がり続け、グローバルサプライチェーン協力が緊密化している。
ブラジル人バイヤーのフラカリ氏は15日、「環球時報」に「今やブラジル企業経営者にとって広交会は最重要展示会の一つだ」と述べた。同氏が率いる調達団は300人超で構成され、業種も多岐にわたり、ここではほぼ全品目の商品が歓迎されているという。
独フィナンシャルネットは、「中国の対外開放の重要なシンボルである広交会は、中国の貿易の質の高い発展を持続的に促進し、経済に新たな原動力を注いでいる」と評した。パキスタンメディアは、「将来を見据えると、中国の貿易は岐路に立つ世界に示唆を与える」と指摘。世界経済減速が予想される中での中国の貿易の持続的な成長は、政策の実効性と先見性がもたらした強靭性の表れだ。ロボット産業の急成長と「一帯一路」共同建設国との貿易拡大は冷たい統計数値ではなく、「相互接続と共同繁栄」の壮麗な絵巻だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年10月16日
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