国務院新聞弁公室は14日、「『十四五(第14次五カ年計画、2021―2025年)』の高度な完成」シリーズテーマ記者会見を開催した。国家食糧・物資備蓄局の責任者が記者会見で、「『十四五』期に、中国の食糧の流通関連改革及び発展における各任務が予想通り進展しており、国家食糧安全が効果的に確保されている」と述べた。
同責任者によると、「十四五」期に、中国の食糧市場の供給が充分で、全般的に安定した運営が維持されている。年間食糧生産量は6億5千万トン以上で安定しており、2024年は初めて7億トンという新たな大台に乗った。一人当たりの食糧占有量は「十三五」末比25キロ増の500キロに達し、国際的に認められている一人当たり400キロの食糧安全ラインを上回った。年平均食糧買付量は4億トン以上で、食糧在庫は潤沢だ。
「十四五」期に、中国の食糧流通保障能力が大幅に向上。全国の標準食糧倉庫の貯蔵能力は「十三五」末から5800万トン増の7億3千万トン以上となり、2024年の食糧企業の総生産高は4兆元を超えた。
同時に、食糧備蓄システムがさらに整備され、各級政府の利用可能な市場調整資源がより豊富になった。食糧応急保障能力も継続的に向上。36の大中都市では、加工食糧・油脂備蓄量が15日以上の市場への持続的な供給を保障でき、その他の都市も一定量の備蓄がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年10月16日
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