全国工業・情報化政策会議が12月25-26日、北京で開催された。会議では、中国の産業科学技術イノベーションが新たなブレークスルーを達成し、人工知能(AI)コア産業の規模が1兆元(約22兆3000億円、1元は約22.3円)を超えたことが明らかにされた。
中国のAI産業は基盤が日増しにしっかりした堅実なものになっている。演算能力も土台が日増しにしっかりと突き固められ、国内企業が複数のAIチップ製品を発表した。演算能力インフラの規模とレベルが上昇を続け、各地に単体でAIアクセラレーターカード1万枚規模のAIクラスターが構築された。さまざまなアルゴリズムモデルが登場し、一連の高い競争力を備えた汎用型大規模言語モデルが次々に誕生し、DeepSeek(ディープシーク)や通義千問などの国産大規模言語モデルが世界のオープンイノベーションのエコシステムを牽引した。
データ資源がますます豊富になり、今年6月末現在、中国には質の高いデータセットが3万5000セット以上あり、規模は400ぺタバイト(PB、1PBは1024TB<テラバイト>)を超え、鉄鋼、石油化学、石炭などの重点産業をカバーしている。企業のデータガバナンス能力が向上を続け、今年9月末現在、計約8000社の企業がデータ管理能力の国家標準(DCMM)認証を取得している。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年12月30日
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