北京で13日に発表された「2025中国産業ベルト発展動向報告」によると、中国全土の産業ベルトにおける工場のスマート化は、「東部エリアは『高度化』、中部エリアは『高速化』、西部エリアは『広範化』」というように、地域によって異なるフェーズとなっている。
具体的には、東部エリア(広東省、浙江省、江蘇省)はデジタル化推進の面で先頭を走り、製造センターから、ニーズ消費の中枢へとフェーズを変えている。中部エリア(河南省、安徽省、湖北省、湖南省、江西省)を見ると、デジタル化が最も速いスピードで進んでおり、「専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)」企業が、このエリアに集中的に誕生している。西部エリア(四川省、重慶市、陝西省)を見ると、デジタル化のカバー面積が拡大し続けており、特色あるカテゴリーの競争の場が、AIを活用して、細分化されている。
報告によると、現在、市場の注文は、効率の面の強みと確実な納期対応力を兼ね備えているハイクオリティの産業ベルトへ加速しながら集中するようになっている。浙江省義烏市(生活雑貨、日用品、文化クリエイティブグッズ、玩具)は、データを駆使して必要な商品を探し出す能力や、生産計画に基づいて材料と生産をスマートに手配する能力、柔軟な即応能力を武器に、膨大な量の断片化された注文を、効率良く受け入れている。広東省の広州市(女性服、コスメ)と深セン市(デジタル)は、それぞれの垂直分野で、安定した引き渡しを実現している。
また、工場の役割は現在、生産代行からブランドへと変わっており、工場の自主ブランドが台頭しているというのが新たな注目ポイントとなっている。中小工場はAIエージェントを活用して、世界の購入者と直接つながるようになっている。そして、高付加価値製造が中・西部エリアに向かって秩序に基づいて移動している。
さらに、供給源である工場は現在、経験や規模頼りの従来のスタイルから、ユーザー中心とAI主導のスマート経営体系へとフェーズを変えている。AIの役割は、コストを低減し、効率を高めてくれる「ビジネスパートナー」から、「スマート中枢」へとランクアップしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2026年1月15日
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