中国の鉄鋼業界はここ数年、品種構造の高度化・高品質化を推進し、先端材料の供給能力を持続的に強化している。「第14次五カ年計画(2021~25年)」期間、中国の鉄鋼業界では技術革新への投資が増加を続け、2025年だけでも世界初の鉄鋼製品が約20件追加された。
供給が需要を創出し、需要が供給をけん引する。一つ一つの先端製品が、中国の鉄鋼需要構造の変化を証明している。中国の昨年の鉄鋼消費量における建築業の構成比は2020年の58%から49%に低下し、製造業は42%から51%に上昇した。
中国鉄鋼工業協会(中鋼協)副会長・事務局長の姜維氏は、「これは中国では史上初のケースで、鉄鋼業界が能動的に需要の変化に合わせ、製品の品質向上を推進した結果だ」と述べた。「第14次五カ年計画」期間、中国の鋼材自給率はほぼ100%に達し、国民経済発展の鉄鋼需要を高品質・高水準で支えている。
また、鉄鋼の生産・製造・経営の各方面で人工知能(AI)技術が導入され、鉄鋼業界のスマート製造への高度化を大幅に加速させている。中鋼協重点統計企業のうち95%の企業が、DX戦略を企業の全体的な発展プロセスに組み込んでいる。
冶金工業情報標準研究院の張龍強院長は、「鉄鋼は国民経済の重要な基盤産業で、豊かなデータ基盤と産業応用シーンを有する。次世代AIの深い活用にとって理想的な実践の場だ」と述べた。「AI+鉄鋼」には今後、より大きな発展の余地がある。大規模モデル技術が鉄鋼生産の全プロセスで深く導入されるにつれ、鉄鋼業界のスマート化水準がさらに向上するだろう。
今年は「第15次五カ年計画(2026~30年)」の初年度だ。姜氏は、「業界の減量化発展および既存資源最適化の過程で、常に戦略的な一貫性を保ち、『内巻式競争(閉鎖的な環境下での過度な消耗戦的競争)』を防止し、高度化・スマート化・環境配慮化の目標に焦点を当てれば、鉄鋼業界はより高い水準の需給動的均衡の中で質の高い発展を実現できる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2026年4月3日
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