第4回天津国際海運産業博覧会が2−5日、開催される。海運のスマート化、グリーン化、国際化、そしてグローバルサプライチェーンの安全と安定に焦点を当て、国際海運協力と革新成果の展示プラットフォームを構築。400社を超える出展企業を集めた。国内外の参加者は、中国の海運の強靭性がグローバルサプライチェーンの安定に自信をもたらしているとの見方を示した。
初めて博覧会に参加したグローバル・マリタイム・フォーラムの共同創設者兼CEOのヨハンナ・クリステンセン氏は、「中国は国際海運業においてより重要な役割を果たしている」と述べた。
データによると、中国の国際海運量は世界全体の約3分の1を占め、その海運サービスネットワークは全世界をカバーしている。中国はすでに世界最大の港湾クラスターを構築しており、港湾貨物取扱量は20年以上連続で世界一。
上海国際海運研究センターの首席情報責任者の徐凱氏は、中国の海運の強靭性は、強固なインフラ、完全な産業体系、技術革新能力、そして深いグローバル化配置の相乗効果によるものと述べた。この強靭性は、中国自身の貿易の安定的な発展を支えるだけでなく、激動するグローバルサプライチェーンに貴重な確実性を提供している。
ロイズ・リスト・インテリジェンスのCEOであるワカス・サマド氏は会議で、「中国は世界最大の船隊を保有し、同時に世界最大の造船国およびコンテナ生産国として、現在の海運分野で重要な役割を果たしている。さらに重要なのは、中国が海運業の未来の発展における重要なトレンドを体現していることだ。それは単に規模やインフラの問題ではなく、接続性、技術、スマート性の有機的結合にある」と述べた。
天津港の世界初の「スマートゼロカーボン」埠頭では、スマート搬送ロボットが行き交うなか、ガントリークレーンのオペレーターが数百メートル離れたスマート制御センターからの遠隔操作で貨物の積み下ろしを行う。天津港は現在、コンテナおよびバラ積み貨物埠頭のスマート化改修を全面的に完了。大型設備の自動化率は80%を超えている。
サマド氏は「天津港を例にとると、5Gネットワーク、AI、クラウド制御の自動運転車両は、肉体労働への依存を著しく低下させた」と話した。
中国のスマート港湾ソリューションは、グローバル海運に再現可能なモデルも提供している。徐氏は以下の例を挙げた。上海港の自動化埠頭技術はすでに国内外の10以上の埠頭で再現・応用されている。2024年11月に開港したペルーのチャンカイ港は南米初のスマート港湾であり、上海港からチャンカイ港への新航路は中国とペルーの物流コストを20%以上削減した。
クリステンセン氏は、「複雑化するグローバルサプライチェーンの中で、中国は地上ロボットやバッテリー技術などの面で道を切り開き、業界をより効率的にした。この影響は世界に広がっている」と話した。
徐氏は、現在のグローバル海運構造は深い変革を迎えており、人類の海運事業の運命を全世界で守る必要があるが、中国はその不可欠な力だと考えている。海運規則の制定、金融・保険サービス、デジタル海運エコシステム、グローバルサプライチェーンガバナンスなどの面で、より多くの中国のプラン、中国の知恵、中国の力で貢献できるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2026年6月5日
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