オーストラリアの経済紙「オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー」がこのほど報じたところによりますと、今年2月以降、オーストラリアで購入された電気自動車(EV)の8割以上が中国製となっています。米国によるイランへの軍事行動でガソリンや軽油の価格が上昇したことを受け、オーストラリアではEVの販売台数がかつてないほど増加しています。
2026年にオーストラリア市場で販売されたEVの約85%は中国の工場で生産されたもので、販売台数全体の半数以上を中国の自動車ブランドが占めています。燃料価格の上昇や政府による税制優遇措置、さらにBYD(比亜迪汽車)など、価格の手頃な中国ブランドのオーストラリア市場への参入が、販売台数の増加を後押しする主な要因となっています。
2026年にオーストラリア市場で販売されたEVの約85%は中国の工場で生産されたもので、販売台数全体の半数以上を中国の自動車ブランドが占めています。5年足らず前には、これらのブランドはオーストラリアの消費者にとって、まだほとんどなじみのない存在でした。
米国の大手自動車関連サービス・技術提供会社、コックス・オートモーティブの企業広報担当マネージャー、マイク・コステロ氏は、「現在、これらの中国ブランドは価格が手頃で品質も信頼できるだけでなく、新技術や現代的なデザインも取り入れている。われわれは『中国車は品質が悪い』という固定観念を払拭すべきだ」と述べました。
オーストラリアン・フィナンシャル・レビューは、「中国ブランドは既にオーストラリア市場で確固たる地位を築いており、一部の競合メーカーは中国メーカーとの価格競争が難しくなったため、オーストラリア市場から撤退し始めている。今年初めには、日産自動車も新型EV『リーフ』のオーストラリア市場への投入計画を取りやめた」と報じています。(殷、坂下)
「中国国際放送局日本語版」より 2026年10月15日
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