ホーム>>文化>>考古学
南海1号で、コブラの骨2つを発見
発信時間: 2007-11-16 | チャイナネット

世界史上最大規模の水底考古学調査により、南海1号は来月には引き上げられ、海の「シルクロード」博物館に展示されることになった。昨日南越王博物館で行われた「中国水底考古学20年」とテーマの講座で、沈船南海1号の中からさらにコブラの骨が2つ発見されたことが分かった。

関係筋によると、南海1号沈船の中に存在する文物は全部で6万~8万点に上ると見られている。その中には、金のベルト、宝石を象眼した金の指輪、銀器にまねて作られた磁器の茶碗など、西アジア地域の特色のある文物もたくさん含まれている。また、沈船では、コブラの骨2つが発見された。一般的には、インド人がコブラをペットのひとつとして飼育しているので、アラビアやインドの商人がかつて南海1号にも乗り込んでいたと見られ、この船はインドなどの西アジア諸国に向けて出航するものではないかと専門家たちは見ている。

「チャイナネット」2007年11月16日

  関連記事

· 「南海一号」沈没船で貴重な文物を新たに発見

· 宋の沈船「南海一号」が3月に引き揚げられる

· 宋代の船を引き上げ計画、文物は6~8万点か 広東

  同コラムの最新記事

· 河南省葉県で、2500年前の楚の長城を発見

· 古人類化石が発見 中国人祖先は三峡地区に誕生

· 甘粛省で1億年前の昆虫化石を発見

· 石で作った万里の長城の一部を発見 北京

· 厦門で南宋時代の牛革製戦闘用靴が展示