国土資源部の汪民副部長は「中央アジア及び相隣地域の地質図録編成プロジェクト」第6回会議の開幕式において、5年間かけて、中国、ロシア、モンゴル、カザフスタン、韓国の5カ国によって共同編成される世界初の広域、多国総合地質図録がこのほど完成したことを明らかにした。

汪民副部長は、当該図録は、1対250万の比例でかくも広大な地域の関連内容を総合的に反映し、地質、大地構造、非エネルギー鉱産物の鉱床分布法則、石油、天然ガス、石炭資源などにかかわっている。こうした系列図録の編成は、世界初のことで、創造的なことであると指摘した。

ロシア、モンゴル、カザフスタン、韓国からの代表もそれぞれの挨拶の中で、同図録の完成は相当高い科学的な価値と極めて重要な歴史的意義を有していると認識している。

同プロジェクトの実施は2003年から始まり、図録の範囲は中国、ロシア、モンゴル、カザフスタン、韓国の5カ国の管轄下の2500万平方キロにわたっている。

「チャイナネット」2007/12/11