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今後10年 中米が建設する原発は世界で半分に
発信時間: 2008-01-28 | チャイナネット

中国国家原子力安全局の李幹傑局長はインタビューで、「長年にわたり中米両国は、原子力での協力を強化し続けている。これは相互補完的で互いにメリットがあり、両国の長期にわたっての利益にも合致するものである」と語った。

李幹傑氏によると、向こう10年間、中米両国が着工する原子力発電所は、世界で新しく作られる原子力発電所の半分以上を占めるという。両国は互いにサポートを行い、原子力の安全監督や管理経験、成果を共に享受し、中国での「AP1000」原子力発電所の建設と運行安全を確保して、中国での原子力発電の自主化を促す。

また世界の原子力エネルギーの安全レベルを共同で維持し、原子力発電の発展を促進することで、グローバルなエネルギー問題や気候変動などの問題解決に積極的な役割を果たす。そのため原子力安全での協力は、両国ひいては世界の原子力発電にとって非常に重要なものである。

米国は原子力エネルギー技術の先進国として、他の国に比べて原子力安全監督や審議、法律執行、応急対策などの面で経験豊かだ。そのため中国にとっては、参考にするべきところが多い。

「チャイナネット」 2008年1月28日

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