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有名海外アニメ制作企業、中国伝統文化に着目
発信時間: 2008-03-14 | チャイナネット

清代(1644- 1912年)の画家・徐揚が描いた「姑蘇繁華図」が、有名な国際アニメ制作企業の目に留まった。世界最大のアニメ制作企業・英ヴァージンアニメーションと蘇州の動漫企業のタイアップにより、世界で初めて、15分間にわたる同名の水墨画立体アニメーションがこのほど完成した。「中国新聞網」が伝えた。

英ヴァージンアニメーションCEOのSuresh Seetharaman氏は、「『姑蘇繁華図』を最初に見た時、大変な衝撃を受けた。この絵にはストーリーとアイディアが詰まっており、ほんの小さい一部分から、溢れ出るほどの豊かな感情と創造的イメージが湧いてくる」と語った。

アニメーションプロデューサーとして世界的に有名な

ポケットモンスター「ピカチュー」の生みの親・久保雅一氏もわざわざ蘇州を訪れた。この「名探偵コナン」や「ドラえもん」など有名アニメを手がけたアニメ大家は、水墨画立体アニメーション「姑蘇繁華図」の一部を観賞した後、中国はじめ東方諸国には貴重な伝統文化が埋蔵されており、随所から発掘可能なストーリーは、アニメ産業にとって巨大市場となることは間違いないと感想を述べた。

「人民網日本語版」2008年3月14日

 

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