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鴻山遺跡博物館と呉文化博物館開館 呉越文化を展示
発信時間: 2008-04-11 | チャイナネット

  鴻山遺跡博物館と呉文化博物館が10日、江蘇省無錫市で開館した。鴻山遺跡博物館は中国では今のところ唯一の春秋時代の呉の国と越の国に関する遺跡博物館だ。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

  3千年以上前に周太王の長子・泰伯は弟に位を譲り、江南へ移って呉の国を建国、後に呉文化の始祖と呼ばれるようになった。泰伯は死後、無錫の梅里に埋葬され、考古学界はこの地で有名な鴻山遺跡を発掘している。無錫は呉文化の主な発祥地の一つで、呉文化の中心的地区の一つでもある。呉文化博物館は呉の経済、政治、文化、社会発展に関する大量の文物資料を収蔵している。

  鴻山遺跡博物館では鴻山遺跡から出土した文物計2千点を収蔵。重要な価値を持つ春秋戦国時代の長江下流の呉・越文化の古墳遺跡である鴻山遺跡は「2004年全国考古新発見」、第6回全国重点文物保護機関、「第11次五カ年計画」期間(2006~10年)の国家重点大遺跡100カ所の保護プロジェクトに選ばれている。

  「人民網日本語版」2008年4月11日

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