ホーム>>文化>>科学技術
南京で新型の鎮痛剤開発 効能が大きく副作用も少ない
発信時間: 2008-04-24 | チャイナネット
  江蘇省にある南京農業大学の免疫生化研究所はこのほど新型の鎮痛剤2種を開発したことを発表した。これらの鎮痛剤は鎮痛効果が大きく、それでいて副作用も少ない。現在、この新薬はすでに国家発明特許に登録申請された。「科技日報」が伝えた。

  開発した張治国教授は、次のように述べた。

  新型鎮痛剤AP2.0とAP2.1は、末梢神経の疼痛感を伝える機能を遮断することで痛みを抑える効果を出している。痛み部分に集中的に作用できるため、痛みが抑えられる時間が長く、その効能はこれまでのものよりも強いが、神経損傷の回復が可能で、副作用も少ない。この2種の薬は、イモガイ(Conus)から毒素を取り出し、アミノ酸との取替えやバイオ活性化を行い、遺伝子工学により合成した活性ペプチドで、自主的な知的所有権を有する。 

  「人民網日本語版」 2008年4月24日
  関連記事

· 北京、地方出身の結核病患者も検査と薬が無料に

· 足で漢方薬を研ぐ昔の道具を体験

· 河坊街にある漢方薬博物館を見学

· 中国、漢方医薬と民族医薬事業の発展を重視

· 北京市、メタドン治療センター拡充 麻薬撲滅に

  同コラムの最新記事

· 中国初の月探査車、検収をパス

· 「6自由度」の飛行シミュレータ、試作に成功

· 中国独自開発の世界レベルSOAソフトがお目見え

· 「嫦娥一号」から音声メッセージが届く 各システム正常

· 重慶 ハイテク交易会の目玉は「ロボット一家」