ホーム>>文化
今どきの学生の理想の先生像とは?(2) 
発信時間: 2008-09-12 | チャイナネット

▽先生との関係:友人関係を切望

年齢にかかわらず、小学生から大学生まで、いずれもが先生との友人関係を望んでいる。

46人の小学生のうち、37人が先生と友達になりたいと答えている。中高生の80%は、友達よりもさらに親しい「知己」の関係を望んでいる。また40人の大学生のうち、37人が教師との友人関係を望んでいる。

「大学は高校までとは違って、先生とふれあう機会がそれほどありません。それに、大学生になると自分の交際範囲ができてきて、先生にはそれほど頼らなくてもよくなります」。鄭州航空工業管理学院の4年生・張君はこのように答えている。しかしやはり先生とは友人でありたいようで、ときには一緒にお酒を飲んだり、スポーツをしたいという。

▽性格:誠実さとユーモア

アンケート調査によると、「自分への影響が大きく、重要だと思われる教師の性格は何か」という学生への質問では、正直・誠実が46%を占めた。2番目はユーモアがあること。学生達は教師の道徳意識の高さを第一に考えており、教師が自身にとっての模範であることを依然として望んでいる。一方、ユーモアが挙げられたことは、学生が教師に求める資質が時代に伴って変化していることを示している

▽嫌な先生:こんな先生はごめん

どのような教師が学校内で嫌われているのか? アンケート調査の結果、88%の学生は授業が上手でない教師を「ひどい」と答えている。また回答者のうち小学生から高校生までは、自分の親に告げ口をしたり、くどくど回りくどい、あるいはえこひいきをする教師がいずれも好まれていない。また大学生の「嫌な先生」上位ランキングでも、▽えこひいき▽親に私事の世話をさせる▽厳しすぎる――などの教師が挙がっていた。

「人民網日本語版」 2008年09月11日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 栄養学の専門家、主食メインの食生活を呼びかけ

· 「回族研究文庫」を出版 寧夏大学

· 北京のイスラム教寺院とその文化

· 平壌で建国60周年祝うマスゲーム

· 山西省の青石遺跡で約5000年前の文化財を発見