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山西 真っ赤に燃える炭を振り回す民間芸術「風火流星」
発信時間: 2009-02-09 | チャイナネット

 山西省太原市晋源の一帯に伝わる「風火流星」は、太原市がその昔、晋陽と呼ばれていた時代、元宵節(小正月)に祭りの余興として行われていた民間芸術の一つで、2008年に国家級無形文化遺産にも登録されている。「風火流星」は、真っ赤に燃えた炭が入った鉄カゴを紐の両端にくくりつけ、それを振り回すことで様々な図案を描き出すというもので、民間雑技と伝統武術が一体化し、難易度も高い。

 1970年代以降、様々な原因から、この「風火流星」が行われることは少なくなっていった。ここ数年、民間アーティストらがもう一度この技を掘り起こし、弟子たちに伝授したことから、徐々に広まり、元宵節に見られる美しい光景の一つとなった。写真は「風火流星」を披露する民間アーティスト、賈天倉さん。竜の模様を描き出している(2月6日撮影)。

 「人民網日本語版」 2009年2月9日

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