新エネルギー自動車および核心部品の製造拠点となる産業基地の除幕式が今月18日、上海で行われた。第一期投資には30億元が投じられる。中国新聞網が19日伝えた。
除幕式で、上海は今後、新エネルギー自動車産業の発展に重点を置き、2012年までに上海の新エネルギー自動車産業を900億元の規模にする計画が明らかになった。
同産業基地は上海市嘉定区の外岡鎮に位置し、広さ4平方キロメートル。すでに基地の所在区域にのべ16億元が投入され、インフラ設備はほぼ整えられた。同基地には、上汽集団汽車工程研究院をはじめ、同済大学新エネルギー自動車工程センター、地面交通風洞実験室、軌道交通実験室などが着手する重点研究プロジェクトのほか、世界的な自動車開発メーカーも拠点を置き、上海の新エネルギー自動車産業の発展に力強い支援を提供する。
除幕式では、上汽集団と上海市嘉定区が新エネルギー自動車の発展に関する戦略提携協議を結んだ。協議によると、両者は今後さらに投入を拡大し、新エネルギー自動車および核心部品産業の集約に努め、上海の自動車産業のグレードアップをけん引することで合意した。上海電駆動、瑞華集団、精進電機などの企業が産業基地との間で入居契約を取り交わした。(編集KA)
「人民網日本語版」2009年7月20日 |