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宇宙船の追跡レーダーを改造・アップグレードへ
発信時間: 2009-08-05 | チャイナネット

中国航天科工集団ニ院23所が独自開発した追跡レーダー「回収一号(LM-313)」がまもなく北京に運ばれ、アップグレードのための改造が行われることとなった。来年8月にはアップグレードが完成する予定。「科技日報」が4日に伝えた。

 

「回収一号」は中国が「神舟」シリーズ宇宙船を追跡観測するために独自に研究・開発した、世界一流のレベルを持つ車両搭載型フェーズドアレイレーダーだ。有人宇宙船「神舟5号」の追跡観測に成功したことでその名が知れ渡った。同レーダーは主に発射された衛星や宇宙船の帰還カプセル、各種ミサイル、キャリアロケットなどの捕捉、追跡、軌道測量に使われ、他のレーダーに比べ、処理が速く、精度が高いなどの特徴を持つ。

「人民網日本語版」 2009年8月5日

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