新疆生産建設兵団農5師84団所在地は「中国の食用菊の郷」と呼ばれている。同団は新品種の導入や新技術の採用を通じて、食用菊の生産高と品質を大きく引上げ、現在では優れた品種の食用菊4000ムー(1ムーは15分の1ヘクタール)という規模の栽培拠点を構築している。同団は食用菊産業への投入を絶えず拡大し、食用菊の顆粒加工工場や天然油脂加工工場などの企業を相次いで設立している。食用菊は同団の経済発展の主幹産業となっている。
食用菊はマリーゴールドの一種で、鑑賞性があることから大きな経済的利益を持つだけでなく、花から取れる天然の色素が食品や医薬、化学工業といった分野で広く用いられる。(編集YH)
「人民網日本語版」2009年8月18日