甘粛省蘭州市でこのほど開催された第6回世界華人物理大会で、中国科学院等離子体(プラズマ)物理研究所(安徽省合肥市)のEASTチームに2009年度の「アジア傑出成果賞」が授与された。「科学時報」が18日伝えた。
同大会は1990年6月に米国・ニューヨーク州で発足した華人物理学会が主催する、世界中の華人物理学者を対象とした大型の国際会議で、2年から4年に1度開催される。
当今の物理学の最先端分野で傑出した成果を上げた華人物理学者や、物理学の教育分野で大きな貢献をした教育関係者などが参加する。
アジア傑出成果賞は同学会が世界の優れた華人物理学者を顕彰するために設立した2つの賞のうちの1つで、1993年に設立され、アジア在住の華人を選考対象とする。これまでの受賞者はすべて個人で、チームでの受賞は今回が初めてだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2009年8月18日