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デジタル出版が出版業界の新たな業態に
発信時間: 2009-08-17 | チャイナネット

 国家新聞出版総署は、デジタル出版業界の今年の売上は750億元を上回り、初めて従来の図書出版業界の売上を超えるとの最新報告を発表した。「科技日報」が17日伝えた。

 現在、ひとつの電子ブック用端末の価格は1000-3000元以上するが、1万冊以上の本を保存できる。また、携帯電話で読める本は紙の本の4分の1から10分の1の価格で済む上、「中国知識資源バンク」から1ページ2-5角でダウンロードできることから、デジタル出版は価格面でその優位性を発揮している。

 同署の柳斌傑・署長は「中国では現在、出版社の売上は年間600億元である一方、デジタル出版物の売上はすでに年間750億元にのぼり、しかも50-80%の勢いで成長している。ここからもデジタル出版が今後出版業界全体の主要な業態になるのが見て取れる」と話す。

 デジタル複合出版事業は、すでに「第11次5カ年計画」(06-10年)期間中の「文化発展計画綱要」の重大プロジェクトに組み込まれ、出版業界における新たな技術革命を実現するべく、デジタル化・ネットワーク化された生産・運営プラットフォームの研究が進められている。(編集KA)

  「人民網日本語版」2009年8月17日

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