第21回国際磁石会議が19日に合肥で開催され、約30の国と地域から専門家600人あまりが参加した。開催期間は5日間。会議では、厳陸光院士が米国電気電子学会(IEEE)の応用超伝導貢献賞を受賞、中国人として初の同賞受賞となった。「科学時報」が21日に伝えた。
磁石技術は、核融合、医学、生物、電力などの分野で幅広く応用されており、磁石技術の研究は、現在および将来において、発展の潜在力が大きい学科となっている。
国際磁石会議は1968年にスタートして以来、隔年で開催されており、世界の磁石技術研究および応用分野において最も重要な学術会議となっている。中国では1997年にも第15回国際磁石会議が行われている。
会議期間中にはさらに、関連の工業製品、設備、計器の展示も行われ、企業界と学術界の交流、協力が促進される。
会議では、磁石融合、強磁場、核磁気共鳴およびその医学的・生物的応用、電力応用、工業応用、超伝導材料など12のテーマが設けられ、磁石技術および応用など各分野の問題や最新状況について、出席者らによる幅広い討論と交流が行われる。(編集SN)
「人民網日本語版」2009年10月22日