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8省市が大運河を整備し世界遺産申請を実現
発信時間: 2009-10-28 | チャイナネット

京杭大運河の杭州区間で濃い霧の中を行きかう船舶

京杭大運河の保護と世界遺産申請に関する会議が28日に無錫で開かれ、大運河の2014年の世界文化遺産申請について40人余りの専門家が協議した。

中国の南北を貫く京杭大運河は全長1794キロメートル。春秋から明・清までの2500年の歴史を持つこの大運河には、運河以外にも埠頭や閘門、橋梁などの水利施設、沿線や運河と関係の深い古い建築や伝統的な民家、歴史の街、村や鎮など豊かな文化遺産が非常に多く残っており、大運河の遺産を複雑で多様にしている。

中国政府は正式に今年から大運河の世界遺産申請業務をスターとした。そして文化部や文化財局がリーダとなり、13の機関と大運河沿線の8つの省と市による大運河保護と申遺グループが設立され、大運河遺産の資源調査と認定、関連立法の調査研究などの基礎作業を展開している。これは中国初の国レベルで組織した世界遺産申請のプロジェクトである。

 

「チャイナネット」 2009年10月28日

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