「2009年ノーベル賞受賞者フォーラム」が今月10日から12日にかけて北京で行われることが、4日の記者会見で明らかになった。ノーベル賞受賞者や世界金融機関の担当者、それに著名な経済学者を招き、「人類の調和と発展」という不変的なテーマのもと、「金融再建と経済振興」という今年のテーマをめぐって学術講座やフォーラムが開催される。中国の学術界や産業界に向けて現在の国際金融の情勢を紹介し、世界経済の今後の動向を共に模索する。「科学時報」が5日伝えた。
フォーラムには。米コロンビア大学のエドムンド・フェリプス教授(2006年ノーベル経済学賞受賞)をはじめ、米カリフォルニア大学バークレー校のダニエル・マクファデン教授(2000年ノーベル経済学賞受賞)、米コロンビア大学のロバート・マンデル教授(1999年ノーベル経済学賞受賞)、英ケンブリッジ大学と香港中文大学のジェームズ・マーリーズ教授(1996年ノーベル経済学賞受賞)、それに世界銀行の副総裁兼チーフエコノミストの林毅夫氏、経済協力開発機構(OECD)チーフエコノミストのヨルゲン・エルメスコフ氏ら世界の名立たる専門家や学者が参加する。国内の経済界をリードする専門家や学者も招かれ、独自の研究をまとめて講演することになっている。
「人民網日本語版」2009年11月6日 |