国家統計局、科学技術部、財政部は15日、共同で「2008年全国科学技術経費統計公報」を発表した。それによると昨年、全国における研究開発(R&D)経費は計4616億元で、前年よりも905億8千万元(24.4%)増加し、史上最高額となった。科学網が16日に発表した。
08年、中国国家財政の科学技術支出は引き続き増加し、科学技術経費への投入も引き続き安定した増加を見せた。R&D経費も増加し、国内総生産に対する割合は1.54%と、前年の1.44%よりもやや増加した。研究・テスト開発人員の業務量に基づき計算した1人あたりの経費支出は23万5千元で、前年よりも2万1千元増加した。
研究タイプ別に見ると、▽基礎研究の経費支出は220億8千万元で、前年比26.5%増加▽応用研究の経費支出は575億2千万元で同比16.7%増加▽テスト・開発の経費支出は3820億元で同比25.5%増加--となった。うち、テスト・開発費が全体の82.8%を占めた。(編集SN)
「人民網日本語版」2009年12月17日